スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大阪経済に関するフォロー(2)そもそも先物取引とは

前の記事で、世界で最初に商品先物市場ができたのは、江戸時代の大坂と述べました。先物取引は非常にリスキーといった印象が強いですが、それは投資及び投機としての位置づけであって、実際に当事者間の取引においては逆にリスクをヘッジしてくれるメリットのほうが大きくなります。

1)生産者のリスクヘッジ
例えば米の作付けを行った場合、田植えから収穫まで非常に手間がかかりますが(米は八十八の意味があり、非常に手がかかります)翌年の収穫の際に価格が暴落していれば、作るメリットがなくなってしまいます。
そのため来年の収穫の一部を一定の価格で売却予約をしておけば、リスクを回避することができます。

2)需要者のリスクヘッジ
これは航空機の燃料を必要とする航空会社と原油先物市場の関係ですが、燃料価格が変更して、毎日のように料金が変動しては顧客からの信用に大きく関わりますので、一定の価格で3-6ヶ月の長期契約を結びます。

3)金融機能
前に述べた米の作付けでは、来年はいくらで売れるかわからない、というのではお金を貸してくれる相手もいませんので、あらかじめ先物で売っておけば売り上げを立てることができ、借りやすくなります。

4)誰もが参加できる
現物の取引しかできませんと、現在商品を持っている人しか売り手になれませんし、買い手もあらかじめ倉庫や運搬手段を持っていないと買うことができません。これでは売り手・買い手の談合などで価格が不当にコントロールしやすくなってしまいます。こうしたことを未然に防止し、短期的には価格の乱高下や過ちもありますが、長期的には価格メカニズムで収斂していく先物取引が欠かせなくなります。
スポンサーサイト
プロフィール

itsolution01

Author:itsolution01
販促物を企画・制作する経営コンサルタント、有限会社ITソリューション 石川 貴善のビジネスブログです。

■ホームページ
http://www.it-planning.jp/
■プロフィール
http://www.it-planning.jp/corp/profile.htm

社会動向・業界動向・事例などのケーススタディーを中心に、課題や原因・解決に至るアプローチをまとめたコラムを取り上げていきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
Twitter
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。