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新卒一括採用の是非 ×合併/経営統合など、高度な経営判断の抵抗勢力に

新卒一括採用のデメリットの最後のポイントですが、まとめとなる前に、以下の点をご紹介します。

・合併/経営統合など、高度な経営判断の抵抗勢力に
→新卒一括採用は会社へ求心力が高まるため、逆に業界再編や国際競争の観点で合併や経営統合など「器が代わってしまう」場合に、業務の流れ・組織などが変わることで抵抗が大きくなりがちに。特に被合併側は人員整理やポストの俎上になるため、社長解任や面従腹背など「お家騒動」になりやすい。

新卒一括採用は、採用だけでなく年功賃金や処遇などの人事システムに関係することから、トータルで見渡すことが欠かせません。
ポイントとなるのは「仕事のプロ」ではなく「その会社のプロ」になることで、今までは組織の求心力と競争意識を保ってきましたが、今までのように「経済が成長・拡大路線に合せて徐々に改善をしていく」ことにマッチしたシステムでもありました。

ところが昨今のように「低成長で急激な変化」を前提としていないため、経営的な戦略オプションが限られること、また社員も労働市場があまり機能していませんので、「他に移れない」「仮に移れても賃金が大幅ダウン」となると、意地でもしがみつかなくてはならないシステムともいえるでしょう。

そのため、経営トップが生き残りのために決めた合併・経営統合・事業の売却及び再編・子会社の再編に関して、現場があらん限りの抵抗を行い、また経営もコントロールできなくなる、という事態も珍しくありません。

水面下で交渉し、仮に合併や経営統合に成功しても、その後には社長解任や合併が撤回、という報道は決して珍しくありません。
その多くは、

・プライド
・どちらが主導権
・存続会社
・給与待遇など人事システム
・本社の場所
・業務の仕方
・情報システム などなど

をどちらに合わせるかで、役員同士が大筋で合意しても、現場の部課長級のワーキンググループでは紛糾・撤回する場合もありますが、ある意味では「社員個人の将来のリスク回避」が極端に出てしまうものといえるでしょう。
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コメント

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No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

Re: No title

コメントありがとうございます。
客観的な内容から全体像にアプローチしたいと思いますので、よろしくお願いします。
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itsolution01

Author:itsolution01
販促物を企画・制作する経営コンサルタント、有限会社ITソリューション 石川 貴善のビジネスブログです。

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社会動向・業界動向・事例などのケーススタディーを中心に、課題や原因・解決に至るアプローチをまとめたコラムを取り上げていきます。

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